はじめに

現在の貯蓄額を整理してみましょう

現在の貯蓄総額は1,300万円、投資総額は550万円で預貯金総額は1,850万円です。毎月4万円貯金しているとのことですので、年間48万円。退職までは5年間ですので、合計で240万円貯まる計算です。現在の貯蓄額と貯まるであろう貯蓄額を合計すると、2,090万円になります。また、希望すれば再雇用も可能とのことですので、60歳を機に特別にやりたいことがないようでしたら、健康維持のために働くのもいいかもしれませんね。

受け取れる年金額はいくら?

頂いたデータだけでは、受け取れる年金額がいくらになるのか分かりませんが、一般的なデータを参考に年金額を算出しました。

厚生労働省の「厚生年金保険・国民年金事業の概況(平成30年度)」のデータによれば、厚生年金の平均年金月額は、14万3,761円となっていました。男女別では、男性の平均年金額は月額で16万3,840円なのに対して、女性は10万2,558円となっています。

相談者様は働き続けていらっしゃると思いますので、平均年金月額を参考にすると、65歳からは毎月14万円程度、受給できると考えられます。もちろん、このデータは平均値に過ぎません。必ず、自分がいくら受給できるのか、事前に確認するようにしてください。

65歳からの収支を考えてみよう

現在の毎月の支出額は、20万円でその中に住宅ローンの返済金が含まれていると思います。毎月の年金受給額は14万円ですので、住宅ローンを返済せずに生活を送った場合には、毎月の不足額は単純計算で6万円です。

借り換えしたとのことですが、返済期間がそのまま、75歳で完済した場合には、65歳から75歳までの10年間の不足額は6万円×12月×10年間=720万円となります。

65歳時点では、60歳までに貯まるであろう2,090万円プラスαの預貯金残高があると考えられますので、2,090万円-720万円=1,370万円が75歳の時点で手元に残ることになります。

とはいえ、毎月の年金額が14万円ですので、住宅ローンを完済後の支出は毎月14万4,000円になるため、毎月4,000円不足することになります。

たとえば、75歳から90歳の15年間の毎月の不足額の合計金額は、4,000円×12月×15年間=48万円となります。1,370万円-72万円=1,298万円が手元に残ることになりますので、この先、100歳まで生きたとしても、預貯金で年金受給額の不足分を賄うことができます。