はじめに
加湿空気清浄機の寿命と使用上の注意点
空気清浄機の補修用性能部品は、製造打切後6年間(除湿機能があるものは8年間の場合があります)となります。ですので「寿命の目安」は6年〜8年。安全上の注意点は下記のとおりです。
■設置するとき
1)直射日光やエアコンの風が直接当たる場所を避けるようにする (紫外線による樹脂部品の変質や変色、エアコンの影響による誤作動の原因となる)
2)湿度センサーや埃センサーなどの検知部をふさがないようにする(緻密に設計された機能が正しく作動できない原因となる)
3)吹出口からの風が動植物に直接当たらないようにする (運転モードによって多湿・乾燥の影響を強く受けるためその影響は考慮すべき)
■使用するとき
1)タンクに入れる水は水道水を使う(塩素処理されているため雑菌が繁殖しにくい)
2)タンクに浄水器の水やミネラルウォーター、井戸水を入れない(カビや雑菌が大量に繁殖する原因となる)
3)タンクに40℃以上の温水や洗剤を加えた水を入れない(変形や破損の原因となる)
4)フィルターの種類によってお手入れが異なる(水洗いがNGなフィルターと水洗いが可能なフィルターが存在するため、取扱説明書のとおり正しい手順でお手入れを行なう)
■最適な設置方法
冬場にエアコンと共用する場合、エアコンからの温風は基本的に下方向へ吹き出されますので、エアコンの真下などに設置すると空気清浄機の気流がぶつかり合い、空気循環が悪くなります。空気清浄機をエアコンの向かいに設置して空気循環を促すようにしましょう。夏場はエアコンの真下などに設置すると良いでしょう。また、加湿機能を活用する際は、吹出口を他の電化製品に直接向けるのはNG。結露で故障させてしまう恐れがあるので注意しましょう。
扇風機の寿命と使用上の注意点
扇風機の補修用性能部品は、製造打切後8年間となります。ですので「寿命の目安」は8年。安全上の注意点は下記のとおりです。
■扇風機の周辺
1)水回りや風呂場など湿気の多い場所を避けるようにする(火災や感電の原因となる)
2)引火性のもの、可燃性のものの近くには置かないようにする(火災の原因となる)
3)幼児などがいる場合は、容易に近づけないよう設置する(重大な事故の原因となる)
■使用するとき
1)扇風機からの風をストーブなどの燃焼器具に向けないようにする(燃焼器具の不完全燃焼や炎散を引き起こし一酸化中毒や火災の原因となる)
2)扇風機の羽やカバー類に付着する埃を定期的に取り除く (長期間放置することで埃が内部にも付着して故障の原因となる)