はじめに

41歳で300万円は実現できる可能性も

固定費と変動費を見直すと、月々7万円の節約が可能になります。これで、年間84万円の貯蓄が可能となります。これを3年間続けると、252万円貯蓄を増やすことができます。

現在の金融資産残高が65万円なので、ここに252万円を上乗せすると、全部で317万円貯められることになります。仮に引っ越し費用に17万円使ったとしても、今すぐに引越しをしてこの通りに家計の見直しを実行したら、40歳で300万円は無理ですが、41歳の間には300万円の目標を達成できる見込みが立ちます。

老後資金の長期計画を

現在、貯蓄があまりなくて自信を失っている様子のご相談者さんですが、仮に月々7万円の家計の見直しをできたら、10年間で840万円、20年間で1,680万円が貯められます。41歳で300万円貯められたとしたら、61歳の時にはここに1,680万円の貯蓄が上乗せされて、約2000万円の貯蓄を手にしていることになります。

今から家計を見直すことの大切さに気がつきますね。

積立貯蓄と積立投資を半分ずつ組み合わせて

老後資金を増やそうという思いから、運用を始めたというご相談者さん。投資にチャレンジしはじめたことは立派ですが、全財産のうち貯蓄が15万円、投資が50万円というのは危うさを感じます。

いざというときにすぐに役立つのは、元本保証の現金・預貯金です。投資信託や株式などは即日お金を引き出すことができませんし、常に価格も変動します。

家計を見直して月々7万円の節約ができるようになったら、銀行等の自動積立定期預金とつみたてNISAを半分ずつ組み合わせてみてはいかがでしょうか。つみたてNISAの上限額は年間40万円、1カ月あたりでは3.3万円になります。つみたてNISAを上限いっぱい積み立てて、残りを自動積立定期預金で貯めるようにするといいでしょう。

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