はじめに

親が子ども(女の子)に望むのは、「女性ならでは」の職業ではなくなった

続いて「女の子になってほしい職業」を見ていきましょう。かつて、「女性の花形職業」と言えば、必ず上位にキャビン・アテンダントが挙がった時代もありました。LCC就航以降、航空業界の採用人数が増加したことで、就労のチャンスが増えました。

そのせいか、かつての「狭き門」「憧れ」の印象は薄まり、肉体的にも楽ではないことから、以前ほどの人気職ではなくなったと見る向きも少なくないようです。
そんな中、今の多くの親は、自分の子ども(女の子)にどんな職業に就いてほしいと考えているのでしょうか。

1位は「看護師」、2位は「薬剤師」でした。長期高齢化社会を迎えるこれからの社会では、医療従事職の安定感とニーズの高さから、多くの親が子どもに就いてほしい職業として挙げているように見えます。

また3位以下は「公務員」「医師」「保育士・幼稚園教諭」「教師」「管理栄養士」と、堅い職業が続きました。これらはかつて人気を誇った「キャビン・アテンド」「女子アナウンサー」のような女性ならではの職業ではなく、男性と肩を並べて就労でき、結婚・出産後も働ける職業ばかり。

 このことから推測すると、自分の子ども(女の子)に対し「性別に限定されない」「長く働ける」職に就いてほしいと望んでいると言い換えられそうです。