はじめに

初心者が不動産投資を始めるときに、まず立ちはだかる壁「物件探し」。良い物件を探し当てる人とそうでない人の違いはどこにあるのでしょうか? ネットで良い物件を探し当てて資料を請求するとき、プロが必ず行う「ほんの少しで大きく結果を変えるコツ」とは何でしょうか? 税理士大家である石井彰男が解説します。

投資エリアには、「利益の出やすいエリア」と「利益の出にくいエリア」があります。「利益の出やすいエリア」とは、「将来の人口減少が緩やか」で、「空室率の低い地域」を指します。

具体的なスクリーニング方法は、以前書いたこちらの記事を参照してください。


サイトを閲覧する時間すらない人は?

マクロ的に投資エリアが決まったら、次はミクロの話、「利益の出やすい物件選び」を行っていきます。ここでは、初心者でも実行しやすいよう、3ステップに分けて紹介しましょう。

①ネットで物件を探す
不動産ポータルサイトや大手不動産会社サイトで物件を探していきます。不動産投資家が物件探しによく使うサイトは、これらになります。

【不動産投資ポータルサイト7選】
・楽待
・健美家
・不動産投資連合体
・不動産ジャパン
・LIFULL HOME’S
・アットホーム
・981.jp

【大手不動産会社サイト3選】
・三井のリハウス
・住友不動産
・東急リバブル

これら10のサイトを、頻繁に閲覧します。良い物件を見つけられるかどうかは、これらのサイトの閲覧頻度に比例するように思います。知り合いの投資家には、1日3回、合計3時間ほど毎日見ている人もいます。

一度、物件資料のやり取りがあった業者や、実際に物件を購入したことがある業者から、直接的に物件の紹介があると物件探しが楽になります。実績を持つほど物件探しは優位になっていくので、初心者の方は気になる物件があったら、まずは資料請求を行いましょう。

②業者のメルマガに登録する
物件サイトを見続けることは根気がいる作業で、かなり強い気持ちがないと三日坊主になりがちです。そういう人は、メルマガが良いと思います。不動産投資に特化した不動産業者は大体メルマガで物件情報を発信しています。それに登録しておけば自動で送られてくるので、効率よく物件探しが行えます。

繰り返しますが、初心者でも良い物件を手に入れられるかどうかは、私のクライアントの動きを見ている限り、「どれだけ動いたか」という行動量に比例すると思ってます。

無駄な動きが混じったにせよ、たくさん動けば動くほど、良い物件にあたる可能性が上がる、ということです。実際、行動量が凄まじく多い人は、今のような利回りの低い時期であっても、利回り20%どころか50%だとか、あまり見たことがない「レア物件」を探し当て、購入しています。