はじめに

ベビーシッター、認可外保育所の助成金の非課税化

現在、ベビーシッターや認可外保育所を利用した場合、助成金を申請できる地方自治体が増えてきました。

例えば、東京都の場合は、制度上限 2,400円/時間 → 150円/時間 で利用が出来ます。1日4時間×5日 として、月に80時間使うケースでは、助成金を使わなければ費用は19万2000円。それが、助成金を使うと12,000円になるという大変お得な助成金です。

ただし今まで、上記の例で計算すると月19万2,000円-12,000円=18万、年間で216万円が雑所得として課税対象となっていました。

東京都福祉保健局のHPに記載されているシミュレーションで、利用者の年収が500万円だと仮定すると、年間約39万円の税金を納めなければいけませんでした。

今回の改正で、この部分の税金が非課税になる見通しが出てきたのは、子育て世帯とって意味のあるニュースだと思います。

この他、エコカー減税が2年延長されたり、2021年に見直された土地の評価額において、増額された場合の固定資産税は現状のまま据え置かれたりと、様々な改正ポイントがあります。

私たちの経済活動に税金は切り離せない存在です。正しく情報を取り入れ、賢く付き合うことで、無駄のない選択をしてください。

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