はじめに

病気、介護状態になった時の対応を話し合っておく

また、高齢になると問題になりやすいのが、入院したり介護状態になったりした時の費用負担です。ご相談者はお父様の年金額や毎月の生活支出などを把握されていますが、資産状況についてはいかがでしょうか。預貯金のほか、マイホームとしてのマンションもありますね。保険などで老後の資金となるものはないでしょうか。また株や債券などの有価証券などはないのでしょうか。

もし、お父様のお金を使う必要が出てきたとき、どこからどうやって支払うことができるのか、資産の情報を把握しておいたほうがよいでしょう。

親に介護が必要になった時に、体力を提供したうえに、貯蓄や生活費からお金まで出すことになると、負担が大きくなります。また、きょうだい間での負担の割合が偏るとトラブル化することもあり得ます。ですから、まずは親自身のお金で介護費などを支払えるようにすることが望ましいでしょう。

直接お金や資産の話を聞きづらいという方も多いものです。その場合は、エンディングノートを書いてもらうなどし、把握できると良いでしょう。3,000万円という多額の老後資金の不足額は、すぐにカバーできるわけではありませんが、何もしなければ、完全に破綻してしまいます。家計を見直し、少しずつでも改善していきましょう。ご高齢ということで刹那的になるのではなく、できることを実践してください。

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのFPが答える「みんなの家計相談」の過去の記事一覧はこちらから。

[PR]保険だけで大丈夫?子供、両親といったご家族だけでなく、自身の老後に必要なことを準備しましょう

この記事の感想を教えてください。