はじめに

三井住友は紙の通帳利用でも手数料

報道によれば、三菱UFJ銀行では2021年7月以降に開設した口座から、やはり2年以上利用しないと年間1,320円(税込)の手数料を課す予定です。

三井住友銀行は通帳発行手数料と、口座利用に関する手数料の両方を導入する予定です。同行では2021年4月1日以降、新規開設した口座で紙の通帳を利用する場合、手数料年間550円(消費税込)の手数料が課されます。

さらに、新規開設した普通預金口座がWeb口座やダイレクトバンキングの契約がない人、及び2年以上不稼働かつ残高1万円未満の場合は、年間1,100円(消費税込)の手数料が引かれてしまいます。

みずほ銀行では2021年1月18日以降に開設する口座を対象に、通帳発行と繰越ごとに1冊1,100円の手数料が課されます。なお70歳以上の人は手数料が無料になります。

地方銀行トップの横浜銀行も導入

地方銀行では、横浜銀行が2021年2月より、通帳を1通あたり発行手数料1,100円課すことを発表しています。こちらも70歳以上の顧客や法人の口座は対象外です。地銀トップの横浜銀行の動きに、追随する銀行も増えると思われます。

また信用金庫も一部で、すでに口座手数料が導入済みで、銀行員としては今後も金融業界全体で口座手数料導入が加速されると考えています。

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