はじめに

「いいとこ取り」するには?

では、次からは実際に私が退職するときに選んだ方法を紹介しましょう。

一時金と年金の両方を活用する

企業年金の受け取り方で、一時金と年金を併用できる会社も多いです。会社によって、一時金と年金の受け取り割合を選択できます。一時金と年金、退職金をどちらで受け取るか迷っている人は、自分の会社が併用を選択できるかを調べてみましょう。私は併用可能な会社だったので、半々になるように選択しました。「いいとこ取り」の発想とも言えるでしょう。税金も考慮しながら一時金を受け取り、計画的に企業年金を受け取って生活していきたかったからです。

一時金で受け取った分は、それまでの借金(住宅ローンや教育ローンなどの返済)、住宅のリフォームなどにあて、残りを当座の生活資金とするのもお勧めです。

いかがでしょうか。老後の生活の基本となるものは老齢厚生年金と老齢基礎年をはじめとする公的年金です。公的年金を補完するものが退職金であり、それまでの貯蓄です。退職金の「一時金受け取り」と「年金受け取り」、どちらがトクかは、ケースバイケース。その人の貯金額やローン状況にもよるので、一概にどちらがトクかは言えません。しかし少なくとも、税金の面だけで安易に「一時金の全額受け取り」を選択するのは、避けるべきだと私は思います。

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