はじめに

コロナ禍で応募社数が倍増したワケ

次のグラフはコロナ前後の女性の応募社数を表わしています。

コロナ前の2019年まで、応募社数は「1~4社」が最も多く51.7%でした。半数以上の女性が4社以内の応募で採用されています。全体の平均応募社数は11.8社でした。

しかし、コロナ禍の2020年以降は、応募社数「1~4社」が51.7%から37.2%へと大きく減少しました。加えて、応募社数「30社以上」がコロナ前の10.8%から22.7%へ倍増しました。平均応募社数は23.6社と2倍に増えています。

コロナ禍では、女性の転職者はこれまで以上の多くの会社に応募しており、転職活動が難しくなっていることが分かります。転職活動期間の長期化の背景にも、転職活動の難化があるでしょう。

このように女性にとって転職活動が長期化、難化している背景には何があるのでしょうか?以下のような理由が推測されました。

女性の転職希望先として比較的多い小売・飲食・旅行業界の求人の減少
コロナ禍で募集している企業は即戦力を求める
採用が増加しているIT・Web業界に対する女性の苦手意識

コロナ禍によって業績の上がる業界・下がる業界の明暗が分かれました。これまでのキャリアを生かすため同じ業界でポストを探そうとすると、転職活動は難しくなるのかもしれません。