はじめに
オンライン面接には肯定的な女性が多い
次に、コロナ禍以降、6割以上の企業が実施していると言われる「オンライン面接」について、転職する女性がどのように考えているのか見てみましょう。
理想の面接方法について、約半数の女性が面接でのオンラインの活用を肯定的に捉えていることが分かりました。面接にオンラインのみを希望する人は「一次も二次(最終)もオンライン」が21.2%います。「一次はオンライン、二次(最終)は対面」が25.9%、「一次は対面、二次(最終)はオンライン」が2.8%を含めると、合計49.9%が一度はオンラインを希望しました。
一方で、半数以上の女性が面接過程のうち1回以上は対面を希望しています。面接で対面のみを希望する人は「一次も二次(最終)も対面」が23.8%でした。「一次はオンライン、二次(最終)は対面」「一次は対面、二次(最終)はオンライン」も含めれば52.5%、半数以上が一度は対面を希望しました。
以上の結果から、女性の転職者はオンライン、対面のそれぞれにメリットを感じているようです。ただし、「一次はオンライン、二次(最終)は対面」が25.9%と多いのに対して、「一次は対面、二次(最終)オンライン」が2.8%とわずかであることから、面接の重要度によってオンラインと対面を併用したいという思いが読み取れます。