はじめに

500m以内の近距離からでも車で移動する人がいる

次に、マイカー所有者がどのくらいの距離から車で移動するのか見てみましょう。

最も多かったのが「1km~」で27.4%でした。これに、「~500m」16.5%と「~1km」21.7%を加えると、6割以上の人が1km程度の近距離から車を使用していることが分かります。1kmは普通の速度で歩くと15分前後です。これが多くの人の車使用の目安と考えられているようです。

また、最も近距離の「~500m」の利用者は16.5%います。これは、7分程度の徒歩圏内でも、車を「日常生活の足」として使用している人と言えます。地方に住む高齢者など、徒歩が難しい人も含まれているかもしれません。

さらに、最も遠距離の「5km~」の利用者は15.7%です。5kmは徒歩で約1時間程度なので、歩くには長い距離です。これは30分程度の徒歩圏内に、スーパーやコンビニなど生活に必要な店舗が揃っていない地域に住む人だと推測されます。

では、マイカー所有者はどんな用途で車を使っているのでしょうか? 次のグラフで見てみましょう。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward HOME]