はじめに

新社会人がすべきお金のこと2:収入を3つに分ける

では、収入のたびに「必ずかかるお金」と、「それ以外のお金」の2つに分ければいいかと言えば、そうではありません。収入は、3つに分けて考えるようにしましょう。

1つめは、さきほどの「必ずかかるお金」です。これは暮らしのベースを作るお金ですので、他のことに使ってしまわないように分けておく必要があります。

2つめは貯蓄です。何事もなく暮らしている時には予想もできないことですが、急にケガをしたり病気をしたり、あるいは思いがけず失業してしまう可能性もあります。

もしかしたら、冷蔵庫やパソコンが壊れて新しいものを買わなくてはならなくなるかもしれません。このような突発的なトラブルに見舞われた時、役に立つのは冷静な心と十分な貯蓄です。

貯蓄は、まずは緊急予備資金として年収分を目標に貯めていきましょう。

収入の20%ずつ貯めていけば、5カ月で1カ月分、5年で1年分が貯まります。はじめのうちは、思うように貯蓄が増えていかないこともあると思いますが、まずは貯蓄の習慣を作ることが大切です。

そして3つめが、自由に使えるお金です。趣味のものを買ったり、いつもよりちょっといい食事をしたり、お小遣いとして使うお金も確保したいですね。頑張って働いて稼いだお金です。自分の楽しみのためにも使ってください。

ただし、予算を守ることを忘れずに。必ずかかるお金と貯蓄に影響を及ぼさない範囲で使う、大人の節度を守りましょう。