はじめに

新社会人がすべきお金のこと3:預金口座を2つ作る

収入を3つに分けると言っても、心の中で分けるだけでうまくいく人は、なかなかいないものです。財布の中や、預金口座にお金があると、つい使ってしまうのは人情というもの。人の心はそれほど強くはないと考えて間違いはないのです。

そこで作りたいのが、貯蓄用の預金口座です。

勤務先からの給与を受け取るためには預金口座が必要ですから、社会人であればひとつは口座開設しているでしょう。給与の受け取り口座は、生活費を管理する口座にすると合理的です。

水道光熱費などの支払いをしたり、生活費を引き出したり、家賃の振込も口座からすれば記録に残って便利に使えますね。この生活費用の口座とは別に貯蓄用の口座を作ると、着実に貯めていきやすくなります。

収入があったら、そのうちの20%を目安に貯蓄用口座に移します。そして残った分を生活費とお小遣いとしてやりくりしていくと、使いすぎの心配もなくていいでしょう。わざわざお金を引き出して、別口座に入金するのも手間だという場合は、自動入金サービスを利用するのもお勧めです。

自動入金サービスとは、自分名義の預金口座から、別銀行の口座に毎月一定金額の入金ができるというもの。住信SBIネット銀行、ソニー銀行、イオン銀行などで取り扱っています。

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