はじめに

増税と社会保険料の増加で、私達の手取り収入や可処分所得はどんどん少なくなっています。支出をおさえるのにも限界があり、資産形成するにはどうしても収入を増やす必要ある人もいるのではないでしょうか。

今回は、働く会社員がいかに収入を増やすのか?をテーマに、副業について書いていきたいと思います。


人生100年時代の副業

複数の仕事をする人=ポートフォリオ・ワーカーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?2016年に出版されたリンダグラッドン教授の著書「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」(東洋経済新報社)によると、100年時代といわれる長寿化が進み働く期間が長くなる世の中では人生のステージが「学生⇒労働⇒老後」という3つのステージではなくなり

自分のやりたいことを探すエクスプローラー、
複数の仕事をかけもつポートフォリオワーカー、
そして一つのことで独立するインディペンデントプロデューサー

とステージがコロコロと入れ替わるマルチステージ化していくと語られています。横文字が続くと、なんとなく浮世離れしたイメージになってしまいますが、このポートフォリオ・ワーカーは、言わば様々な「副業」をすること同義です。

現在の日本は副業解禁の方向に大きく舵がきられています。一つの仕事だけでは収入が足りない。または、一つの仕事だけに従事して、もし会社が潰れたら収入がなくなるリスクを回避したいなど、色々な視点があるとは思います。

ここでは「複業」という言葉を使わず、敢えて「副業」とするのは、会社員がいかにメインの仕事以外の収入をどのように持つのかという視点でお話をしたいからです。

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