はじめに

一人暮らしで気になる食費や光熱費は?

初めての一人暮らしでは、どれくらいのお金をかけていいのか分からないという人も多いでしょう。「どれくらいかけていいか」というのは正直なところ収入によって変わってきます。目安として、例えば食費であれば、総務省の2019年家計調査によると一人暮らしの食費の平均(単身者の勤労者世帯)は月に4万4,348円となっています。ただしこれは一人暮らしで働いている全年齢が対象なので、手取り金額が多くなっている年齢の人も含まれています。食費は外食の回数、自炊の回数によって大きく変わってきますが、1日の食費の目安を1,000円にすれば1カ月約3万円。自炊を上手にしていけば、比較的余裕のある金額です。

水道光熱費の一人暮らしの平均は、同じく総務省の2019年家計調査では月の電気代3,512円、水道代1,515円となっています。ガス代に関してはプロパンと都市ガスで違ってきますが、一人暮らしの場合、都市ガスであれば月平均1,500円程度、プロパンガスの場合4000円程度が目安となります。3つをあわせて月平均が7,000~8,000円に抑えたいところです。

ただしこれも、リモートワークで在宅時間が増えると状況が変わってきます。大切なのは、何においても電気のつけっぱなしや、シャワーの流しっぱなしというように明らかな無駄を省いていくことです。

初めての一人暮らしは何かと不安なことも多いかもしれませんが、今はネットですぐに調べることができます。無駄遣いはせず、一人暮らしを楽しんでくださいね。

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