はじめに

老後の住まい、どの選択を選ぶべき?

老後の住まいも考えておきましょう。

現在は住宅手当を活かして賃貸住宅にお住まいです。妻の定年後は、(1)親の戸建てのリフォーム、(2)土地を相続して新築住宅を建築、(3)中古物件の購入の3つの選択肢を考えていらっしゃいます。今から将来のことを具体的に考えておられ、相談者の堅実さが伝わります。この2,076万円が老後の住まいの原資となります。3つの選択肢のうち、「(1)親の戸建てのリフォーム」が一番安価ですが、どのパターンを選んでも十分可能な金額です。その時の実際の貯蓄残高に応じて選択されるといいでしょう。

このように今のままの生活を続けられても、教育資金と老後資金ともに心配のないことがおわかりだと思います。

投資資金の5つのチェックポイント!

その他、別枠として投資資金450万円をストックされています。その投資資金の注意点を5つ見ておきましょう。

【5つのチェックポイント】
1、投資商品の内容を整理しておきましょう
2、元本の金額をしっかり把握して、その増減を知りましょう
3、元本より減っている場合は、その原因を知り対策を練ることが大切です
4、元本より増えている場合は、元本に対する増加率を年率換算で計算しましょう
5、1年に1度は必ず内容を再チェックしましょう

年率換算の計算方法は、元本に対して1年間にいくら増えたのかの割合です。例えば、元本100万円を投資して1年間に200円増えた場合の年率換算は、0.02%です。

(計算式)200円÷100万円×100=0.02%

今回は、CF表の作り方と三大支出(教育資金・老後資金・住宅資金)を順番に見てきました。ただCF表で気をつけて頂きたいことがあります。

CF表は、数十年間の収入と支出のお金の流れを見るには最強のツールですが、投資商品の内容を精査することには適していません。投資商品を精査するには、証券会社の保有残高ツールやWeb会計表や別ノートなどを使って整理・検討する必要があります。さらにリスク商品に慣れるには時間がかかります。今回は投資内容が書かれていませんが、高リスク商品であればあるほど、リスクのブレの幅に対する知識と経験が必要です。若い時期からリスク資産の学びを継続的に積まれることをお勧めします。事前に損失を防ぐことができます。

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