はじめに

コインベースの上場で新展開?規制等の動きにも注意

4月15日には暗号資産取引所のコインベース(COIN)がナスダックに上場しました。なんといっても株式市場に上場したことは米証券委員会(SEC)によって信頼できるインフラとして認められたとも言えます。暗号資産のプレゼンスが向上しつつある1つの証左ではないでしょうか。

先ほどまでも触れているように、暗号資産にとって追い風と言えるニュースが多い2021年ですが、一方で4月16日にトルコの中央銀行が暗号資産による決済の規制に言及するほか、米SECも規制への動きが見られ、当局が取り締まりを強化する動きを見せていることも否定できません。

前回2018年に“バブル”がはじけたのも、中国による規制強化が火種の一つになったとも言われています。マーケット参加者が楽観的になっているときほど、国や中央銀行など市場全体への影響力が大きい主体の動きには注意が必要です。

最近では暗号資産の与える影響は暗号資産市場にとどまらず、世界のマーケットにも広がってきています。暗号資産の興味が強くない方でも、新たな時代を感じさせるこのタイミングで情報を集めてみてはいかがでしょうか。

<文:・Finatextホールディングス アナリスト 菅原良介>

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