はじめに

打ち水の効果がある時間帯は?

昔ながらの打ち水。水をまくと気化熱で涼しくなるというものですが、打ち水も時間帯によって効果が違ってきます。日中カンカン照りの時間帯に打ち水をしても、すぐに蒸発してしまい、モワッとした暑い空気が漂うようになってしまいます。できれば日差しが弱くなった夕方以降にするのがよいでしょう。打ち水をして、窓を開けておくと涼しい風が入ってくるようになります。

マンションのベランダなどには、保水力が高いマットやタイルを敷いておくと打ち水の効果がでやすくなります。打ち水に使う水は、設置できる家であれば雨水を貯められる「雨水タンク」を利用すると、雨水を使って打ち水をすることができます。

保冷剤やアイス枕を効果的に使うには?


保冷剤やアイス枕も家の中で効果的に涼をとることができます。冷やした保冷剤をタオルなどで包み、太い血管が通っている脇の下や足の付根、首の横を冷やすと、血液が冷えやすく冷えた血液が体をめぐるので体温を下げることができます。ダイソーには 「ハイパワー保冷剤」2個 110円(税込)などがあります。(写真)

また昔ながらの方法ですが、夜寝るときにアイス枕を使うのも効果的です。最近ではやわらかいアイス枕もあるので、アイス枕が硬くて痛いということは避けられます。マツモトキヨシ「やわらかいアイス枕」478円(税込)も便利です。

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