はじめに

死亡保障を残したい場合は「保険金減額」か「払い済み」

現在、死亡保険金2,000万円の定期保険に加入していますが、保険金を減額することによって、支払う保険料を下げることが可能です。保険金減額に伴って、入院日額など特約の内容も減る場合がありますので、一度保険会社に見積もりを取ると良いでしょう。減額は一部解約にあたるため、減額した部分に対応する解約返戻金も受け取れます。

また、解約返戻金のある保険は、保険契約を残したまま、今後の保険料の払込をやめる「払い済み」が使えることがあります。現在の解約返戻金をもとに、同じ保険期間の定期保険に変更するため、2000万円の保険金額は減額されます。また、「払い済み」と同時に、特約は消滅することに注意が必要です。ちなみに、解約返戻金は受け取れません。

死亡保障は不要。医療保障が欲しいなら「引受基準緩和型医療保険」を

死亡保障が不要なら、定期保険は解約が良いですが、医療保障は同じくらい備えておきたいのなら、持病をお持ちの方も入れる可能性がある「引受基準緩和型医療保険」も選択肢となるでしょう。

引受基準緩和型医療保険は、医師の診査が不要で、3つなど、いくつかの告知項目に該当していなければ加入できる保険です。商品によっても告知項目や数は異なりますが、たとえば「3カ月以内に医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたか?」「過去2年以内に、入院したり手術をうけたか?」「過去5年以内に、がんや肝硬変、統合失調症、認知症、アルコール依存症で医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたことがあるか?」といった内容です。また、加入前にかかっていた病気を原因とする入院や手術に対しても、責任開始日より前に入院や手術をしていないなど所定の条件(商品によって異なる)を満たせば、保障を受けられるのも特徴です。

加入しやすい分、通常の医療保険より少し保険料は高くなりますが、ある保険会社の商品では、「45歳女性/入院日額5,000円/終身払」で月3,236円でした。

昨今の医療保険における入院給付の主流は、入院1日目(日帰り含む)から保障されるタイプ。もし加入されている保険の入院給付が、古いタイプによくある入院5日目からしか入院給付金がもらえないタイプであれば、同じ入院給付日額5,000円でも保障は広がりますね。

もし医療保険への新規加入を検討する際には、まずは保険料が割安の一般の医療保険に入れないか問い合わせることをおすすめします。状況によっては、既往症以外について保障されるといった契約で加入できることもあるからです。無理だった場合に、引受基準緩和型医療保険を検討されると良いでしょう。