はじめに

セミリタイアなら実現可能!

今回は、計算をわかりやすくするために、65歳以上の運用はしていないことになっていますが、65歳以降も運用を続けたり、iDeCoやつみたてNISAなど、税制優遇制度を上手に活用したりしながら資産運用をすることで、もっと資金に余裕がでる可能性もあります。

反対に運用が想定通りうまくいかなければ、資金が大きく目減りしてしまう可能性もあります。ですから、預金と投資資産の配分にも気を配る必要があります。

さらに、65歳以降もアルバイトやパート収入を得ることで、生活にゆとりも生まれるでしょう。今はインターネットやSNSなども発達していますし、固定観念にとらわれず、いろんな視点から仕事を探してみるとよいかもしれませんね。

今回のケースでは、完全にリタイアするのではなく、セミリタイアという選択肢であれば、実現可能性は高いでしょう。完全にリタイアしようと思うと、若いうちから相当の節約をして生活費のほとんどを資産運用に回す必要があります。資産は増えるかもしれませんが、それでは、毎日の生活を楽しむ余裕はありません。

その点、セミリタイアであれば、適度に生活を楽しむ余裕も生まれますので、実行しやすいといえるでしょう。

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