はじめに
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。
今回の相談者は、老後のために資産運用を始めたいという48歳、パートの女性。証券口座を開いたものの、どのような商品を買うべきか、どれくらいの金額を投資に割いていいのか迷っていると言います。FPの横山光昭氏がお答えします。
老後資金作りや、将来豊かに暮らすために、投資を始めたいと思っています。雑誌の特集などを見て、新しい情報を得つつ、証券口座を開きました。商品もこんな感じかなと目星をつけているのですが、それでよいのか自信が持てず、二の足を踏んでいます。もう少し株価が下がるまで待つべきなのでしょうか。
それでも貯金は子どもの教育費で減っていきますし、できるだけ長い期間投資したほうが良いとも聞くので、早く始めるべきだと思います。ですが、投資しようと思う商品に自信がなく、また、どういう割合ですべきなのかも決められません。また、投資資金もどう捻出するのか、迷っています。今の家計から毎月貯金にしている4万円を全て投資にしても問題はないでしょうか。息子が大学進学を控えているため、その費用をしっかり確保しておかなくては、とも思っています。
【相談者プロフィール】
・女性、48歳、パート
・同居の家族について:夫(50歳)・会社員、息子(17歳)・私立高校2年生
・毎月の手取り収入:妻(相談者)12万5,000円、夫32万2,000円
・年間の手取りボーナス:夫約80万円
・貯蓄:預貯金約600万円
・毎月の支出の目安:44万7,000円
【毎月の支出の内訳】
・住居費(家賃+管理費):9万9,000 円
・食費(外食含む): 6万2,000 円
・水道光熱費(電気・水道):3万5,000 円
・通信費(スマホ3台):2万1,000 円
・生命保険料:2万円
・日用品代: 5,000 円
・医療費:4,000円
・教育費(学費・塾):8万2,000 円
・交通費: 7,000円
・被服費:1万2,000円
・交際費:4,000円
・娯楽費:5,000円
・こづかい(夫婦・息子分):3万円
・その他:2万1,000円
・貯金:4万円
それでも貯金は子どもの教育費で減っていきますし、できるだけ長い期間投資したほうが良いとも聞くので、早く始めるべきだと思います。ですが、投資しようと思う商品に自信がなく、また、どういう割合ですべきなのかも決められません。また、投資資金もどう捻出するのか、迷っています。今の家計から毎月貯金にしている4万円を全て投資にしても問題はないでしょうか。息子が大学進学を控えているため、その費用をしっかり確保しておかなくては、とも思っています。
【相談者プロフィール】
・女性、48歳、パート
・同居の家族について:夫(50歳)・会社員、息子(17歳)・私立高校2年生
・毎月の手取り収入:妻(相談者)12万5,000円、夫32万2,000円
・年間の手取りボーナス:夫約80万円
・貯蓄:預貯金約600万円
・毎月の支出の目安:44万7,000円
【毎月の支出の内訳】
・住居費(家賃+管理費):9万9,000 円
・食費(外食含む): 6万2,000 円
・水道光熱費(電気・水道):3万5,000 円
・通信費(スマホ3台):2万1,000 円
・生命保険料:2万円
・日用品代: 5,000 円
・医療費:4,000円
・教育費(学費・塾):8万2,000 円
・交通費: 7,000円
・被服費:1万2,000円
・交際費:4,000円
・娯楽費:5,000円
・こづかい(夫婦・息子分):3万円
・その他:2万1,000円
・貯金:4万円
横山:将来の資金を投資も合わせて作るのなら、ご年齢から考えても、早めに始めたいところです。商品については迷ったり、決められなかったりするお気持ちはよくわかります。どのくらい投資をすべきかも、決めにくいところでしょう。どうすべきか、考えていきましょう。