はじめに

投資については、アドバイスを受けるのもあり

家計からいくら投資に回せるかは、収支の状況などから見当をつけることができます。一方で、どのような商品にどのような割合で投資するべきかは難しく、自分で決めるのは少々難しいと感じる人が多いですね。将来の資産形成を狙うのなら、長期・分散・積立の投資が好ましいでしょうし、そのような投資は短期間で大きな利益が出にくいので、コストが重要になります。

また、相場の波などは、対策などしようがないものです。相場の波に一喜一憂するのではなく、状況に合わせて行動できる判断力、決断力を養うことも、投資を行う際には大切です。そういったことを雑誌や本だけから学び取ろうというのも、少々難しいところです。

可能ならば、投資の具体的なことを良く知っているFPやアナリスト等の専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。お金を預けて運用してくれるお金の専門家ではなく、教えてくれるお金の専門家から話を聞くのです。有料であることがほとんどですから、抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、有料であるからこそ、ご相談者のことを考えたアドバイスがもらえると思います。すると、自分なりの判断力、決断のポイントなどが見つけられるようになっていくと思います。そうして見つけた「自分なりの投資法」は、一生の力になるはずです。

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