はじめに
自分のリスク許容度を把握する
これで良しと考えるなら、次はこのリスクを自分は許容できるのかを考えてみましょう。つまり1か月間で28.78%資産が目減りすることに耐えられるかどうか、ということです。
どうですか。たとえば100万円を運用していて、1か月間でそれが約29万円減ってしまう投資信託に資金を投じられるかどうかを考えるのです。
もちろん誰でも損はしたくありませんから、「1カ月間で約29万円の損失なんて冗談じゃない」と思うかも知れません。でも、その後の基準価額は順調に上昇し、2021年11月26日の基準価額は3万2875円ですから、コロナショックを受けた3月23日の大底から見て、90.85%も値上がりしています。
このように、基準価額の推移を見て、マーケットが下落した時のリスクに耐えられるかどうかを考え、耐えられると思ったら、その投資信託を買えば良いでしょう。