はじめに

家は住むために買うのが基本

2021年度上半期のマンション価格の平均が6,702万円ということは既に紹介しましたが、これはあくまで平均ですから、実際には1億円近い物件を買うパワーカップルもいます。一般的に「住宅価格の目安は年収の5倍まで」と言われますが、現状は年収の6倍、7倍の価格のマンションを買っているパワーカップルも散見されます。

それを可能にするのは超低金利時代における変動金利の存在があるわけです。国土交通省が発表した『令和2年度住宅市場動向調査』によれば、分譲マンションを購入する場合、物件価格に対して6割強は住宅ローンを組んで購入しているデータがあります。

ここまで来ると、いよいよ住宅バブルのにおいもしてくるのですが、その思いがさらに強まるのは、私のもとに多く寄せられる「いまマンション買ったら儲かる?」の質問です。

そもそも、住むために家を買うわけで、儲かるかどうかの観点で意思決定をするのは危険でしょう。これまでは「新築マンションは買った時点で価値が2割下がる」と言われてましたが、最近では物件によっては契約時点よりも引き渡し時点で既に価格が上昇することがあり、それだけに儲かるかどうかの観点が強くなってしまうようです。

買ってもなるべく資産価値が下がらない物件が欲しいと誰もが思いますが、あくまで自分の収入や資産、家族構成などをまずは優先して考えた方がよいでしょう。

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