はじめに

ただし「足りているかどうか」は別問題

実際にこの2,000万円が「足りている金額かどうか」はその人の普段の生活と、定年後の生活水準によって異なると想像できるかもしれません。ここで大切になってくるのは普段の生活、家計の棚卸です。

50代でひとりの生活を続けていると、生活スタイル、特にお金の使い方はよほどのことがない限り変わりません。「貯蓄が趣味です!」という人は別として、自分で稼いだ収入は基本自分で使える環境で、好きなものには惜しまず使うかもしれません。

多少使いすぎたとしても、翌月になればまた給料も入ってくるので、生活が回らなくなってしまうことはあまりないでしょう。

とはいえ、その生活が出来るのは収入を得られている期間、つまり定年まで。

条件にもよりますが、年収が1,000万円ほどある人が将来受け取る年金額は厚生年金と合わせて約250万円くらい。少なくはないですが、単純に現役の時と比べると1/4に減ってしまいます。その状態で今までと同じ生活をしたのなら、あっという間に貯蓄は底をつきます。

不足額は2,000万円どころではありません。

まずは月単位でも、年単位でも、自身の収支を把握してみてください。

その中で定年後も続けたいこと、そうでないものなどの項目ごとに支出の優先順位をつけて、ざっくりでも将来の支出額の予想をして、収入との差分を確認します。

不足がなければその生活を続けても大きな問題はないですが、もしあれば、その差分×17年(82歳(平均余命)-65歳(定年))がセカンドライフに必要となる金額なので、それをどうやってカバーするのかを考えます。

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