はじめに

家族が遊びに来やすい場所がお勧め

年齢を重ねると、新しい場所での生活に慣れるのにも時間がかかります。そのためにもお試し入居は有効です。

また、元気なうちは地方で新たな仲間と施設で暮らすのは楽しいかと思いますが、地方の場合、交通の便などが限られることもあり、出かけにくいことも考えられます。可能であればご家族が遊びに来やすい立地の施設を選ぶと良いでしょう。ちょっとしたタイミングでご家族が施設に寄ってくれれば、嬉しいのではありませんか? すでにご家族で話し合っていらっしゃるかもしれませんが、お子さんたちの意見も取り入れてみてください。

また、介護付き=ずっと入居できると考えがちなのですが、病気やケガの場合は介護ではなく入院が必要になるため、介護保険の対象から外れます。場合によっては、退居しなければならないこともあり得るのです。施設と病院がどのように連携しているのかを確認するのもお忘れなく。

現状では入居は可能だけれど、ギリギリかも?

現在の毎月の世帯の手取り金額は、遺族年金と定期保険の収入で26万5,000円、会社員のお子さんの収入15万円とあわせて41万5,000円で、母親である相談者様の収入のみで生活できているようですね。

ただ、支出のなかに貯蓄額が10万円とありますが、このうちのすべてが相談者様の貯蓄になるのでしょうか? また、収入と支出で誤差もあります。多少、不明瞭な部分がありますが、頂いたデータをそのまま受け取れば、毎月10万円が貯蓄できる計算になりますので、相談者様が年金を受け取れる65歳までの12年間で1,440万円貯めることができます。現在の貯金総額とあわせると、3,940万円が貯まる計算です。

貯蓄額から考えれば、有料老人ホームの入居一時金は支払えますし、65歳からは年金として13万円受給できるため、有料老人ホームの生活費を支払うことは可能と思われます。ただし、ギリギリな印象を受けますので、入居する施設次第という印象は否めません。

お金の準備をどのようにするのか考える

今は働いていらっしゃらないようですので、可能であれば、毎月少額でもよいので、パートタイムなどで働いて収入を増やすことを考えてはいかがでしょうか? もちろん、フルタイムで働くのも充分にアリですよ。

相談者様は53歳と、まだまだ働ける年齢です。現在の支出を拝見すると、お子さんのために頑張って来られた姿もうかがい知れます。なかなかできることではありません。素晴らしいです。大学院に通うお子さんも、もうすぐ社会人になります。その後は、自分のために時間やお金を使っても良いのではないでしょうか? ただ、くれぐれも無理をせず、身体に気を付けてくださいね。

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