はじめに

買い物の仕方を変えたり「ノーマネーデー」を作って支出の削減を

40代、50代の方は、教育費を貯める傍ら、老後資金作りも考えなくてはいけません。その1つの方法として投資を始めることも良いと思います。ただ現状の貯蓄では最低限の「生活防衛資金」がもうすぐできるかなというところだと思いますから、もし、投資を始めてみたいと考えるなら、毎月の余剰金を安定して出すことが大切になります。

家計表を見ると毎月赤字になっている状況と言えますから、まずはそこの改善をしたいものです。

食費、日用品代は、まだ見直しの余地があります。食材の無駄を見直したり、買いだめの仕方を見直したりすることで、支出を減らせる可能性があります。また、これらを1週間の予算で管理し、週に1~2日ほどお金を使わない「ノーマネーデー」を作っていけると、自分たちに必要な食材、日用品が把握できるようになり、お金の使い方も効率化していけるのではないかと思います。

夫の管理する固定費の見直しも

さらに、夫が管理するスマートフォン利用料の契約プランを見直したり、生命保険の保障を現状に合ったものに見直したりできると、より支出を下げられる可能性があります。住宅ローンは、現状のままではやはり金利が高いのではないかと思えるので、インターネットのシミュレーションサイトで借り換え効果を確かめ、実際に借り換えるかどうかを検討してみてもよいと思います。

支出の削減、将来の資金作りには、ご夫婦の協力が不可欠です。夫はご家族のお金の状況が分からないから、契約した人との縁にこだわるのかもしれません。家計の現状を共有できるよう、できるところから取り組み、徐々に家計に巻き込んでいきましょう。きっと良い方に変わっていけると思います。頑張ってください。

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