はじめに

100万円の副業をした場合の税金の額

上記の計算に基づいて解説をすると、副業100万円の収入を得ることで、76万8,100円の手取り金額が増えることになりました。

税金の増額分を計算すると +18万1,900円。 必要経費が 5万円(パソコンの修理代)というシミュレーションをしました。※購入をした20万円のパソコンの資産価値など、細かな解釈は省略します。

これは100万円の収入に対して23.2% が税金+その他コストに占めた割合です。

つまり「副業で得た収入の全額を自由に使えるわけではない」のと同時に、手取り金額が上昇するということは、生活レベルの向上や将来設計のためにも、非常に意味のある「使えるお金」とも呼べるでしょう。


少子高齢化に伴い、増税が続く日本において、サラリーマンの平均年収が過去30年変わらないという数字も出ています。

資産形成をする上で、生活コストの削減や投資・運用という手法も当然重要ではありますが、そもそも「収入を上げる」手段として、「副業」という選択肢が身近になる中、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

※参考:厚生労働省 「副業・兼業の促進に関するガイドライン」

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