はじめに
今回は、「読むだけでお金の仕組みが学べるマンガ」をお届けします。難しい文字が並ぶ専門書よりも、絵とストーリーで楽しみながらお金の知識を学ぶことが出来るマンガで、皆さんのマネースキルをレベルアップさせましょう。
株式投資を学ぶなら『インベスターZ』
株式投資について学べるマンガとして大人気となっている『インベスターZ』。
<あらすじ>
伝統ある中高一貫の進学校「道塾学園」に入学した主人公の財前孝史は、各学年の成績トップのみが参加する秘密の「投資部」に入部することに。投資部では、3千億円を運用して年8%以上の利回りを達成しないといけない。株に関しては素人の財前が成長していく物語。
このマンガには、株に関する格言が数多く登場します。例えば、「落ちてくるナイフはつかむな」。
これは、急落した株式銘柄は魅力的だが、しっかり底値になったのを確認してから投資すべき、という格言。
落ちている途中のナイフと同じように、落ちている途中の銘柄は拾ってはいけないのです。
作者の三田紀房さんは、投資の専門家や証券関係者へ徹底的に取材を行っている為、このような実践で役立つ株式情報が知れるのです。
不動産投資を学ぶなら『タカネの花』
不動産投資を学びたいなら『タカネの花』がおすすめ。
<あらすじ>
26歳で年収500万円という主人公の女性が、2億4千万円もの借金を背負ってしまう。そんな彼女の目の前に現れたのは、36年間彼女がいない冴えない男。しかしこの男、なんとたった3年で借金を完済する方法を教えてくれる。その方法こそが「不動産投資」だった!というお話。
このマンガの監修は、『1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法』などの著者である金森重樹さんが担当。つまり、不動産投資の専門書が、そのままマンガになっているようなモノなので、とても勉強になるのです。
経理の知識を学ぶなら『女子大生会計士の事件簿 公認会計士萌ちゃん』
経理の知識を学ぶなら、『女子大生会計士の事件簿 公認会計士萌ちゃん』がよいでしょう!
<あらすじ>
キュートな女子大生会計士・萌実と新米会計士補・柿本が監査の先々で出くわす奇妙な〈事件〉。粉飾会計、会社乗っ取り、クーポン詐欺など、バラエティ豊かな謎を解くうち、会計についての知識まで身につく!(Amazon.co.jpより)
原作者は、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
『女子大生会計士の事件簿シリーズ』でおなじみの、現役会計士・山田真哉さん。
この作品は小説『女子大生会計士の事件簿』のマンガ版で、主人公は現役女子大生で会計士の藤原萌実。会計知識や経理の知識がまったくない人でも、スラスラ読めて、さらに読んでいるうちに、少しずつ経理の知識を学ぶことが出来る作品です。