はじめに
家計管理は方法を真似るだけでなく、自分との相性も考える
家計管理は「絶対にこうしなくてはいけない」というものはありません。他の人がしている「すごい節約法」「目から鱗の家計管理法」、いろいろなものを目にし、取り入れてみるのもいいのですが、あくまでも自分は自分。合う合わないがあっても当たり前なのです。良いと思える方法は、一度試して、自分なりに改変する、ダメならそれをやめるという、思い切りも必要なのです。
お子さんが生まれると、お金をかけたいと思うところも変化するでしょうし、どうしてもお金をかけなくてはいけないところも出てくるかもしれません。それは各々のご家庭、ご家族により異なる部分であり、人まねで上手くいくものでもありませんから、柔軟に対応していきたいところです。
暮らし方に合わせて柔軟に収入を得ることを目指そう
出産を目前にお金が貯まらないという焦りは、大変な心労になるかと思いますが、まだまだ挽回ができます。出産費用などについては、しっかりと手当金などを受け取り、カバーしてください。そして、やりくりしながらお子さんが大きくなるのを待ち、相談者様が少しパートに出て収入を増やす、テレワーク可能な仕事につくなど、暮らし方に合わせて収入を得られるようになできると、やりくりを頑張る以上にお金を貯められるかもしれません。
5万円のお金を貯めていきたいと思うのなら、2万円分節約し、3万円分収入を得る、これでも十分にできることですから。柔軟に考えて調整しながら、お子さんの教育費やマイホーム資金、ご夫婦の老後資金などといった今後必要になるお金が準備できる体制を整えてほしいと思います。頑張ってください。