はじめに

「払い済み」を活用すれば損がない

死亡保険を見直す場合は、保険金額を3,000万円から1,000万円に下げたいと、保険会社に訊いてみましょう。低解約返戻型のため、一部解約とするよりは、これまでの支払保険料を原資に「払い済み」という形で今後の保険料支払いをストップする方が、損がありません。その場合、どの程度保険金が下がるかを問い合わせて、不足する保障を、定期保険より割安な「収入保障保険」で備えるといいですね。

現在、しっかり貯蓄と投資にまわしているご相談者様ですが、家計の内訳をみると、ほとんど娯楽費や旅行代などがかかっていないようです。将来への備えも大事ですが、お子様が小さいうちに、たくさんの思い出を作ることも同じくらい大事。十分に貯蓄されていますので、私立進学は大丈夫。健康に注意して、お子様と一緒に楽しいことにもお金を少し使いながら、笑顔で暮らしてくださいね!

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