はじめに

角型食パンと山型食パンの違いとは?

角型と山型の2種類の形がある食パン。見た目だけでなく製法も違うため、食感、味、香り、おすすめの食べ方も異なってくるそうです。

「角型食パンと山型食パンは、まず整形の段階で大きな違いがあります。発酵後のガスの抜き方がそれぞれ異なり、角型は生地のガスを均一に抜くことできめ細やかな内相にしているのに対し、山型は生地のガスをやさしく包み込みランダムな気泡を形成しながら整形しています」

そして、型に入れて焼く時にフタをするか、しないかが、この2つの見た目と食感を大きく分ける工程になるといいます。「角型食パンはフタをして焼くことで、水分が残りやすくしっとりとしたパンに仕上がり、山型食パンはフタをせずに焼くことで、パンがふくらみ軽い食感のパンに仕上がります」。

また「焼き時間にも違いがあります」と伊藤さん。山型食パンはフタをしない分、角型食パンより焦げやすくなってしまうため、オーブンの温度を下げてその分焼き時間を長くしているのです。

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