はじめに

頭金を無理して入れるよりもローンを活用するのも

最後に、住宅購入をして、教育費や老後資金準備など考慮しても問題ないかについてですが、現在年間で最低でも200万円貯めることができています。親からの援助や手元資金を考えると、十分返済は問題なしと考えられます。

ただ、あまり手元の貯蓄を住宅購入の頭金として使ってしまうと、夫に万が一の事があった場合に、手元資金が少なくなってしまいます。

手元資金を残し、住宅ローンをあえて組むことで、団体信用生命として保障の機能をうまく活用したり、住宅ローン控除の効果を最大化するなど、計画的なローンの組み方をするといいでしょう。

住宅購入の金額的な心配よりも、親からの贈与の金額やタイミング、手元資金の活用方法など包括的に対策を考えることで、より効果的なローンの組み方、教育費準備や老後資金準備ができます。親の相続対策と合わせてご自身のライフプランニングをぜひ行ってみてください。きっと安心の住宅購入が実現できると思います。

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