はじめに

早期退職はできるけれど、デメリットも考慮して

毎月の支出を確認させて頂きました。毎月10万円貯金されており、現在の預貯金は1,000万円、投資額は3,000万円あります。現状の預貯金と投資額、アルバイトで毎月10万円程度を稼ぐことを検討されていらっしゃいますので、早期退職をするのは可能です。

ただし、相談者様も気にされているのですが、60歳まで働けば公的年金は満額の200万円受給できるとのこと。もし、早期退職してしまったら、受給できる年金額は減ってしまいます。具体的な金額についてはシミュレーションする、もしくは社会保険事務所で確認してください。

早期退職をする場合、将来、受給できる年金額が減るだけではなく、その他のデメリットもあるのです。

日本の場合、60歳までは公的年金に加入しなければなりません。会社員などの場合、保険料は労使折半でしたが、アルバイトで社会保険制度がない会社へ勤務している、加入できない労働条件のときには、全額を自分で支払わなくてはいけません。令和4年4月から令和5年3月の国民年金保険料は、月額1万6,590円です。これだけの金額を毎月支払うのです。また、国民健康保険料にも加入しなければなりません(退職しても2年間は任意継続被保険に加入し、前職の保険に加入することも可能)。

いずれにしてもあと4年ですので、金銭面では、今の勤務先で定年まで働き続けたほうがメリットは多くなりそうです。

お母様とのコミュニケーション方法を考えてみましょう

茨城県と大阪府と、離れて暮らしており、コロナ禍のため、不安なことや不便に感じることも多いかと思います。

お母様との生活を優先したいと考えるのなら、アルバイトではなく、社会保険制度が整っている会社への転職、もしくは派遣社員として働くことをお勧めします。お母様の年齢は分からないのですが、お子さんと一緒に暮すことで身の回りの世話などが生じることで、生きがいに感じるケースも少なくありません。

大阪へ帰ってまでフルで働くのはちょっと……と思うなら、現状を維持しながら可能な限りコミュニケーションを取る時間を作ってください。たとえば、シニア向けスマホなどを持ってもらい、顔を見ながら通話する時間を増やすだけでも、お互い安心できるのではないでしょうか。もちろんコロナが落ち着いたら、会いに行く回数を増やしてくださいね。

新しい家族のために資産形成を始めませんか?お金の疑問・不安は無料FP相談で解決![by MoneyForward]