はじめに

老後資金づくりの方法は貯金だけに限らない

夫が老後資金を心配していることは決して悪いことではありません。年金受給額も少し目減りすると言われていますし、老後資金は自分で準備すべきものと考えたほうがよいでしょう。

頑張っても思うようにお金が貯まらない、資金ができないと感じるのなら、資産形成の方法の一つとして、投資を取り入れることを考えてもよいかもしれません。投資を積立で長期間取り組むと、複利の恩恵を受け、次第に資産が膨らんでいく可能性もあるのです。

ネット上で「積立シミュレーション」をするとイメージしやすいでしょう。現状の月の余剰金のうち2万円を積立投資に充て、3%で20年間運用できた場合、元金は480万円、運用益が176万円ほどとなり、総額656万円ほどの資産ができるとイメージできます。毎月の支出をコントロールし、もう1万円積立可能額を増やせたら、先程と同じ条件で元金は720万円、運用益は265万円ほどが見積もれ、総額985万円ほどの資産ができるイメージです。実際は変動がありますから、シミュレーションとは多少異なる結果となるでしょうが、貯金だけで資産形成を考えるよりも、効率が良いと感じていただけるのではないでしょうか。

運用を始めるなら税制優遇制度を利用しよう

通常は運用益から20.315%の税金がとられますが、NISA、iDeCoといった税制優遇制度を利用すると税金がとられませんので、利益分を全額受け取ることができます。ある程度投資を理解して始めると、夫の「お金が足りない」不安も軽減し、より効率のよいお金の貯め方、使い方を考えられるようになるかと思います。

恐らく、家計を変える、夫を変えるきっかけは、相談者様が軸になり作るしかないのではないかと思います。大変かもしれませんが、頑張ってみて、少しでも良い家計と家庭を作ってください。応援しています。

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