はじめに

権利落ちの下落に注意

特に配当利回りが大きい銘柄や、株主優待品が人気な銘柄は大きく下げる傾向がありますので注意が必要となります。

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上記は2022年3月期KDDI(9433)の権利日付近のチャートですが、権利付最終日の翌日は大きく下げていることがわかります。

2022年3月権利後の値動き(いずれも終値)は下記の通りです。

権利最終日:4,151円
権利落ち日:3,980円
前日比:-171円(4.13%)

つまり権利日直前に買って株主優待や配当金などの権利を取得して、すぐに売却すると損失が出る可能性が高いとされており、たとえ株主優待目的であっても買うタイミングと売却するタイミングは重要になります。

なぜ筆者・ペリカンは株主優待に惹かれるか

株主優待は誰もがもらえるノベルティーでもオマケでもなく、何か特別なプレミアム感がある商品やサービスがもらえる事に気づいてからは、株主優待品が届くのが楽しみで仕方ありませんでしたね。これは投資歴20年を超えた今でも同じで、開封時には中身がわかっていてもワクワクするものです(笑)。そんな「ワクワク生活がしたい!」ということで、今では年間300件以上の株主優待が届くようになりました。

株式投資をするようになってからは、それまで普通に通っていた飲食店や小売店もどんな会社が経営しているのか?業績は?株主優待はあるのか?など調べてみました。すると、実は株を保有することによって食事券が貰えたり、割引サービスを受けることが出来る株主優待制度がありました。全てが新しい発見で当時はとても新鮮で、とにかく生活圏内にある身近な店舗を運営する会社から少しずつ投資しましたね。

こうなるともう、優待株が欲しくてたまらなくなり、生活費を切り詰めてまでも自分なりに投資判断をしたうえでスタンプラリー的に優待制度がある会社に投資しました。株式投資を加速することによって「配当金」という副収入が入り、その配当金も再投資しながら株主優待生活を楽しみました。当然、今までは支出していたお金も株主優待を利用することにより、かなり減らすことができ、配当金や抑えた支出を投資に回すことで資産が増えていく「複利の効果」を株主優待投資のおかげで実感することが出来ました。

実際に株式投資をしてみると含み益や含み損、配当金は単なる「数字」でしかなく増えたり減ったりするのを確認するだけですが、株主優待は株式に投資しているという「実体験」を得ることができるのが株主優待に惹かれる一番の要因だと感じています。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward]