はじめに

メインは生活圏内で利用でき家族と楽しめる株主優待を中心に取得

株主優待は大きく7つのカテゴリー分かれています。

カテゴリー 企業例
自社商品などの食料品 日清食品HD(2897)、正栄食品(8079)、マルハニチロ(1333)、なとり(2922)、永谷園HD(2899)など
カタログギフト オリックス(8591)、ヒューリック(3003)、日本管財(9728)、ベネッセHD(9783)、エスリード(8877)など
自社が運営する外食店での食事券 吉野家HD(9861)、コロワイド(7616)、すかいらーくHD(3197)、日本マクドナルドHD(2702)など
自社商品などの日用品、雑貨 ライオン(4912)、日本製紙(3863)、タカラトミー(7867)、小林製薬(4967)、マンダム(4917)など
レジャー&交通 ANAHD、日本航空、サムティ、コシダカHD、サンリオなど
QUOカードや図書カードなどの金券 ビックカメラ(3048)、エディオン(2730)、タマホーム(1419)、リコーリース(8566)、みずほリース(8425)など
お米やおこめ券 高松コンストラクションG(1762)、積水ハウス(1928)、綿半HD(3199)、高千穂交易(2676)など

もはや株主優待だけで生活が出来てしまうのほど、多種多様な内容になっていることがわかると思います。実際に子育て中の我が家でも、1年を通してお米や洗剤は購入することはありません。株主優待だけでまかなえている状態なので、うまく活用することで生活コストを大きく減少させることができます。そうして浮いたお金もさらなる投資が出来るので、私にとっては好循環の投資法でもあります。

狙うは株主優待と配当金の1粒で2度おいしい銘柄

株主優待制度は、、例えば100株以上で2,000円相当の株主優待品、1,000株以上で5,000円分の株主優待品という具合に、少額投資家が比較的、有利に設計されている場合が多いです。この企業の株価が仮に1株1000円だとすると、100株の場合の株主優待利回りは2%あるのに対し、1,000株の場合は0.5%となってしまいます。

株主優待以外に配当金も継続的に株主に還元している企業への投資はさらに「うま味」があります。仮に1株1,000円を100株保有している場合、3,000円の配当金が出たとすると、2,000円分の株主優待と配当金で総合利回りは5%(税引き前)にもなります。

また、最近では長期保有することによって株主優待内容を優遇する会社も増えてきていますので、株を長期保有することで更に株主優待と配当金を足した総合利回りの上昇につながります。

株主優待と一口でいっても多種多様となっているので、自分に合う投資法や投資先を検討する際のひとつとして参考にしてみてはいかがでしょうか。

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