はじめに

自分の収支に関心をもって

転職を重ねていらっしゃるようですが、転職後の基本給は今までより上がるのか下がるのか、手当はどうなっているのか、ボーナスはどうなるのかなど、ご自身の収入に関する情報を理解されて仕事を選んでいるでしょうか。

自分がやりがいを感じている仕事、目指したい仕事に就くなど、職業的に向上心をもっての転職の場合は、収入が下がる覚悟もあるのだろうと思うのですが、転職してから思っていたより収入が少ない、この先の収入もどうなるかわからないというのでは、あまりよろしくないといえます。

そして、今が収入が下がった状況であれば、その状況でもなんとか生活を維持するために、収入の中で支出を収めることを考え、実行していかなければいけません。

今後のことはわからない、でも支出を下げることもできないというのでは、貯金を増やしたい、投資もしたいという希望を叶えることはできません。お金を貯めて、投資をしてどうなりたいのかという目標を持ちつつ、自分の置かれた状況、収入はいくらなのか、何を優先して何を我慢して収支のバランスをとるのか、しっかりと意識していけるよう、ご自身のお金について関心を持ちましょう。

投資を始めるまでのステップ

お金を貯め、増やすには「収入を増やす」「支出をコントロールして減らす」「運用する」の3つしかありません。手を付けやすいのは「支出を減らす」ことで、収入を増やすこととのバランスを取り、その上で運用に手を付けるのが一般的です。

ですが、相談者様は収入を増やすことも、支出を減らすこともせず、運用だけに手を付けています。これには無理があると思います。

家計の現状を見ると、つみたてNISAにかけている金額分、毎月赤字になっています。転職したばかりでボーナスを頼ることができない今、貯金を切り崩しながら投資をしているのではないでしょうか。ボーナスが今後支給されるかどうか、はっきりしないということですから、もしかすると、今のまま貯金から投資額をねん出する状況が続き、気が付けば貯金がない、ということにもなりかねません。

本来であれば、毎月の収支の状況を整え、生活防衛資金を貯め、かつ毎月の収支から投資に回せる余剰金を確保し、投資を始めていくべきものです。生活防衛資金となる貯金が不十分であっても、貯金をしていく余剰金を確保し、その一部を投資に回すようなやり方をしていかないと、万が一何かあった時に対応できません。

下げられる支出はないと決めつけず、支出を振り返ってスマホ代を減らす、自動車関連費用を減らすなどに取り組んでみるべきです。理美容、化粧品等にかかるお金も、最近の若い男性には大切な支出かもしれませんが、一度見直すべきでしょう。

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