はじめに
食費膨張の理由は「買い物回数」
高杉さんによると、食費が毎月かさむ人にはある特徴があるといいます。「買い物の回数が多い方は、食費が高くなる傾向があります」。特に共働きで忙しかったりすると、お惣菜を買う頻度が高くなるなど、行き当たりばったりの買い物をしてしまいがちだといいます。
「買い物は週1~2回、1週間分の献立を立てて買うものを決めてから行くのがおすすめです。とはいえ、極端に回数を減らすと、足りなくなるかもと余分に買い込んでしまうことも。それでは逆効果なので、必要な分だけ、使い切れる分だけ買うことが何より大切です」。
逆に、「食費を上手にコントロールできている人は、毎月の予算を決めています」。予算を設定すると、その金額内でやりくりしなければならないため、自ずと支出管理をするように。今月あといくら使えるのかを常に意識するようになれば、買う度に本当に必要な出費なのかどうか判断する機会が増えるので、無駄な出費を減らすことにつながります。
また、「コスト意識が高い人は、ふるさと納税をしっかり活用して鮮度のいいものを安く手に入れていますね」。