はじめに

6月6日週「相場の値動き」おさらい

6月9日に欧州中央銀行(ECB)が7月から国債買い入れによる量的緩和策を終了、11年ぶりに利上げする方針を示しました。金利は7月の0.25ポイント上がる見込みで、9月にも利上げ幅を倍増する可能性が示されており、9月末までに現在のマイナス0.5%からゼロ、あるいはそれ以上に引き上げる見通しとなっています。ラガルド総裁によると今回の決定は全会一致だったとのことです。

ヨーロッパの金利が上昇することは世界景気の先行き不透明感につながり、株価の下落要因となります。また、ドルだけではなく、ユーロに対しても円安が加速する恐れもでてきそうです。

6月10日(金)の日経平均株価は、前日比422円24銭安の2万7824円29銭で終了。6月3日(金)の日経平均株価は前日比347円69銭高の2万7,761円57銭でしたので週間では62円72銭の上昇でした。週足で続伸したものの週末に上げ幅を縮めています。

日本では骨太の方針2022(経済財政運営と改革の基本方針)が閣議決定されましたね。

(1)人への投資、(NISAやiDeCoの拡充)
(2)科学技術・イノベーションへの投資
(3)スタートアップへの投資
(4)グリーントランスフォーメーション(GX)への投資
(5)デジタルトランスフォーメーション(DX)への投資

この5つに重点投資を行うということで、このテーマに関連する銘柄は国策関連となりますので、ぜひチェックしてみてください。

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