はじめに
日経平均採用銘柄の騰落率ベスト20
日経平均採用銘柄のなかで最も上昇したのはエムスリー(2413)でした。エムスリーはソニーグループ(6758)の持分法適用会社で、医療関係者向けの情報提供プラットフォームの提供などを行っています。これまで製薬会社の営業員からの情報提供に頼っていた部分をデジタル化して便利にするという事業は非常に需要が大きく、以下の通り長期的に業績は高成長を続けてきました。約10年間で株価はなんと12倍近くに上昇しています。
続いて騰落率2位はソニーグループです。一時は巨額の赤字に悩まされていたソニーもPC事業をやめるなど事業を大胆に選択と集中し、大復活を遂げました。ソニーも右肩上がりの成長を遂げていることがご覧いただけると思います。約10年間で株価は10倍超まで上昇しました。
騰落率第3位は東京エレクトロン(8035)です。世界第4位の半導体製造装置メーカーで、世界トップのシェアを誇る分野もあります。スマートフォンなどが爆発的に普及したことにより、売上・営業利益ともとてつもない伸びを見せました。
続いて残念ながらパフォーマンスの悪かったワースト20銘柄を見ていきましょう。