はじめに

JAF優待を探しておこう

もっとも、そもそもどんなJAF優待があるのかを知らなければ、JAF優待を使おうにも使えないですよね。ですから、どんなJAF優待があるのかを探してみましょう。

JAF優待情報サイト「JAFナビ」では、JAF優待の会員施設を検索することができます。自分が利用したい店舗名で検索できるだけでなく、エリアやジャンルを指定した検索もできるので、目的にあった店舗が見つけられるでしょう。検索欄にある「アプリクーポン」「期間限定優待」「オンライン優待」「プレミアム優待」にチェックを入れれば、それぞれの条件に当てはまる優待のみが検索できます。なお、「プレミアム優待」はJAFの個人会員を10年以上継続している方のみ利用できます。

JAFナビには各地のドライブ情報やイベント情報などもまとめられていますので、お出かけの参考にしてみるのもいいでしょう。

スマホアプリの「JAFスマートフォンアプリ」でもJAFナビと同様にJAF優待が検索できます。JAFスマートフォンアプリでは現在地検索を利用すれば、今いる場所の近くで利用できるJAF優待が地図上に表示されるので、どこでお得になるかがすぐわかります。アプリにデジタル会員証を登録しておけば、カードの会員証をわざわざ持ち歩かなくても、スマホひとつで優待が受けられます。アプリ限定のクーポンも配信されます。

ちなみに、JAFスマートフォンアプリでは、いざというときの救援要請も出すことができます。GPSで現在位置情報を自動的にJAFに伝えられるのはありがたいですね。

また、毎年4月に会員に郵送で届く「JAFご利用ガイド」や、年4回届く「JAF Mate」「JAF PLUS」にも、紙のクーポンが掲載されています。

JAF優待の多くは、店頭でJAFの会員証を提示することで受けることができます。また、紙のクーポンや電子クーポンは店舗に直接持っていけば利用できます。オンラインサービスの申し込みの際には、JAFの会員番号を入力して使います。

JAFの年会費はどうなっている?

JAFの会員には、次の3種類があります。
・個人会員…個人が対象の制度
・家族会員…個人会員と同居または生計を一にする家族5名までが対象の制度
・法人会員…法人・団体が対象の制度

このうち、一般の方が加入するのは個人会員か家族会員でしょう。

JAFの個人会員の入会費は2,000円、年会費は4,000円(なお、JAFの入会費・年会費は非課税です)。入会費は、クレジットカードでの年払い(自動振替)を設定すると、入会金が500円割引になります。

また、JAFの年会費は、最長5年一括で支払うことが可能。3年一括・5年一括で年会費を支払うと、入会金が最大2,000円安くなります。具体的には、次のとおりです。

JAFの個人会員の入会金・年会費


JAFのウェブサイトより(株)Money&You作成

5年一括で支払えば、入会金はタダになるのと同じ計算ですので、5年一括で支払うのがおすすめです。

また、家族と一緒に加入するなら、家族会員がおすすめです。家族会員の場合は、入会金は無料、1人あたりの年会費は個人会員の半額で2,000円となっています。

JAFの会員になれば、年会費4,000円でロードサービスが無料で受けられるようになります。会員でない場合、ロードサービスを1度利用するだけで1万円以上かかります。ロードサービスのお世話にはならないほうがいいわけですが、もし1度でもお世話になることがあれば、それだけでも十分に年会費の元は取れるでしょう。

また、JAFのロードサービスを利用しなかったとしても、今回紹介したさまざまなJAF優待を普段から活用すれば、年会費4,000円の元はわりと簡単にとることができるでしょう。
JAFの会員数は2,000万人以上いるだけあって、なかには「知らないうちに両親と一緒に家族会員になっていた」というケースもあるようです。まずはJAFの会員になっているか、確認してみましょう。そして、会員でないのであれば、JAF優待を活用するためにも加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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