はじめに

家の購入は家族の構成が固まってからがベター

ライフイベントを考えていくと、その順番が重要であることに気づくと思います。例えば家を購入する場合は、できれば一緒に住む家族の人数が固まってからの方が良いでしょう。家族の人数によって必要な間取りや部屋数は変わってきます。家族のフォーメーションが決まってから購入したほうが無駄が少ないですね。例えば、お子さんを2人は欲しいと思って、3LDKや4LDKの家を購入しても、希望どおりにいかないこともあります。また、お子さんを1人しか作らない予定で家を買ったけれど、どうしてももう1人欲しくなることもあります。

また、夫婦二人とも収入がしっかりあるDINKs時代の収入を前提に住宅ローンを組んだ場合、お子さんの育児期間に産休・育休・時短勤務などの影響で収入が減る可能性もあります。このあたりを踏まえた上で無理のない予算の家を買うと良いと思います。

住宅ローンを組んで家を購入する場合に注意が必要なのがボーナス払いです。ボーナスは企業の業績によって減ったり増えたりするので、確実な収入にはなり得ません。ボーナス払いを前提に住宅ローンを組んでしまうと、赤字に陥ってしまったり、支払い困難になってしまうこともあります。家計を改善しながらボーナスで補填しなくても年間収支が黒字になるような計画を立てて、その上で無理のなく支払える金額の家にすると良いと思います。

ライフプランは変化することが前提

数年先まで予定を立てても、その時になってみると大きく変化していることがあります。真面目な人ほど一度組んだライフプランとのズレが気になってしまい、ライフプランそのものを放棄してしまう人がいますが、一度組んだライフプランはその都度その都度変化を吸収しながら微調整していけば良いのです。

できれば年に1回は軌道修正しながら、先々の予定や予算を組んでいくことで、希望に近い未来が実現しやすくなっていきます。また、ご夫婦で目線をそろえられると非常に強い家計になりますし、家族のパートナーシップも強くなります。ご相談者様の場合も、まずは夫婦で家計を共有しながら、未来におこるライフイベントを話し合ってみるとよいのではないでしょうか? どこか参考になれば幸いです。

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