はじめに
残念な人の特徴
ふるさと納税は1月から12月分で集計するので、12月末ギリギリでする方が多いようですが、年末ギリギリですることで「残念な人」になってしまうケースがあります。「なんて……嘆かわしい!」と叫ばなくて済むためのポイントをお伝えします。
(1)届く時期に一気
ふるさと納税をすると、品物によって違いますが、申し込んでからおよそ2〜4週間程度で返礼品が届きます。年末にまとめて限度額いっぱい寄附をすると、同じ時期に一気に返礼品が届いてしまい、新年早々「冷凍庫がいっぱいで入りませ〜ん」なんて言っている方を見かけます。
なんて……嘆かわしい!
届く時期をズラして少しずつ楽しめるように、計画的に申し込みをしてくださいね。
(2)アクセスできずに間に合わなかった
年末の本当のギリギリに申し込もうとして、アクセスが集中して繋がらず、年内に処理が完了しなかったというケースもあります。考えることは皆同じです、ちょっとの差で年内のふるさと納税を逃してしまう、なんてことになってしまいます。
なんて……嘆かわしい!
「繋がらない〜」とイライラしないよう、アクセスしやすいうちに余裕を持って申し込みをしてくださいね。
(3)ワンストップが間に合わなかった
せっかくコツコツと早めにふるさと納税をしていたのに、最後の最後に残念な人もいます。確定申告が不要で「ワンストップ制度」を利用したい人は、各自治体の締め切り期限までに「ワンストップ制度の申請書」を寄附をした自治体に提出しなければなりません。これが1件でも期限後になってしまうと、残念ですが確定申告で全ての寄附の資料をそろえて「寄附金控除」の手続きをしなければ、なりません。
なんて……嘆かわしい!
ワンストップ制度の適用は「確定申告が不要な人」なので、確定申告することになれば、途中までワンストップの申請書を自治体に提出していたとしても、それらはキャンセルされることになります。自治体への提出期限は、1月5日〜1月10日頃までさまざまです。早めに寄附をして早めに手続きをしておきたいですね。
(4)品物によって数量や締め切りがある
ふるさと納税には、旬の野菜や果物など期間限定の品や、数量限定の希少な品も並びます。
早めに選んでおくと、春にいちご、夏にモモ、秋に新米、冬にはカニというように、四季折々の食材が家庭に届きます。年末に一気にオーダーしようとすると、数量限定商品はゲットできず、毎年同じありきたりな品になってしまいがちです。
なんて……嘆かわしい!
1年を通して早めに計画を立てて、ふるさと納税を楽しんでくださいね。
毎年年末にしかふるさと納税をしてこなかったという方も、早めに計画的にやっておくことで楽しみも増えます。
なんて……喜ばしい!
ぜひ上限額を試算して、ふるさと納税の返礼品を楽しんでくださいね。