はじめに

お弁当づくりが長続きするコツ

1:生姜焼きのレシピを覚えればレパートリーの幅が広がる!

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「生姜焼き」と聞いたら、何を思い浮かべるでしょうか。おそらくほとんどの方は、豚肉を使った、しょうゆ味のオーソドックスな生姜焼きを思い浮かべていると思います。しかし、そういった固定観念がかえってレパートリーの幅を狭めているといいます。

生姜焼きは普通、酒3、しょうゆ3、生姜すりおろし1の味付けで調理される場合が多いですが、例えばしょうゆの代わりに味噌を使えば味噌生姜焼き、塩を使えば塩生姜焼き、ケチャップを使えばケチャップ生姜焼きと、味付けをほんの少しだけ変えることで料理のバリエーションを増やすことができます。

さらに、生姜焼きといえば豚肉が定番ですが、豚肉の代わりに牛肉や鶏肉で作ってみたり、肉の代わりに魚で作ってみたり、はたまた野菜で作ってみたりと、食材を変えることで同じ味付けでもまったく違う料理にすることができます。

単に生姜焼きといっても、食材や味付けを変えてそれらを組み合わせる発想を持てば、1品のレシピを覚えるだけでレパートリーの幅が一気に広がります!お弁当づくりを通して、レシピをとことん深堀りしていきましょう!

2:一品おかずでも「丼」にすれば手抜き感なく時間短縮に!

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お弁当づくり最大のネックとなるのは、やはり朝の忙しいなか時間が取れないということではないでしょうか。野上さん曰く、お弁当は「簡単に続けられるものをつくる」というのを念頭に置いてやっていくのが大切だそうです。

また野上さんは、最低でもおかずを一品作れさえすれば、十分お弁当になるといいます。例えば、一品おかずをご飯にのせれば「丼」、パンではさめば「サンドイッチ」になります。朝の忙しい時間帯でも、一品おかずなら時間短縮でき、余った時間で他の用事を済ませることも!しかも、何品も作るより食費をおさえることができますよね。

ちなみに料理初心者が最初に作るものとして、野上さんおすすめなのは「卵とじ丼」だそうです。お好きな食材をめんつゆでさっと煮込んで卵でとじるこの料理、もちろんお弁当にも最適!少しつゆだくにするのが野上家スタイルだとか。

3:汁物で「スープランチ」と名乗ろう!

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一品おかずを作るのさえ難しい、そんなときには汁物です。汁物一品を持っていくだけで、あとは主食となるパンかおにぎりを用意したり買ったりすれば、誰が何と言おうとそれはもはや「スープランチ」です!

今はお弁当を詰める容器そのものも進化。とりわけ「スープジャー」はお弁当に革命をもたらせたといっても過言ではなく、野上さんも「お弁当に持っていけるメニューの幅が一気に広がった」といいます。スープジャーは安いもので1,000円前後から購入することができるので、お弁当容器としても比較的安価なのではないでしょうか。

スープジャーが優れているのは、調理途中であっても容器に移してそのまま余熱調理をするのが可能だということです。しかも、温かいお弁当が食べられるのはありがたいですよね。また、保温だけでなく保冷効果も高いので、夏場に冷たいスープなどを持っていくこともできます。さらに、スープジャーは中が見えにくいので、食材不足で具が少なめでもOK! 他人の目が気にならないとのこと。これは毎日お弁当づくりを欠かさない野上さんならではの視点ですね。


こうやってみると、お弁当づくり一つとってもいかに奥深いものかがよくわかります。野上さんの心得を日々の暮らしに生かすべく、あなたもお弁当づくりに励んでみてはいかがでしょうか?

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