はじめに
第4位 スバル興業(9632)
半世紀に渡って首都高速や東名高速、名古屋高速、阪神高速といった主要高速道路や一般道の維持や補修をになってきた企業です。もともとスバル興業は1946年に映画興行を主たる事業として設立した企業でもあり、レジャー事業や不動産事業も展開しています。60年以上連続して黒字を出し続けている企業でもあります。道路の老朽化が国家的な課題であるなかで、主力の道路メンテナンス事業は長年にわたり培ったノウハウや経験をもとに受注拡大を推進していくとのこと。予想配当利回りは4.15%です。
同社の株主優待はTOHOシネマズギフトカードです。全国のTOHOシネマズで映画チケットの購入や劇場内での各種ドリンクやスナック、パンフレット等の購入で利用が可能です。3年以上継続保有している株主に対しては長期保有特典が付与されます。
・100株以上保有で2,000円分、3年以上保有で3,000円分
・200株以上保有で3,000円分、3年以上保有で4,000円分
・300株以上保有で4,000円分、3年以上保有で5,000円分
第5位 タカショー(7590)
タカショーはガーデニング関連製品の製造、販売、輸入を手がけるガーデンとエクステリアのライフスタイルメーカーです。ガーデニング用品の取り扱いでは国内トップシェア、ハイクラスの非住宅分野向けから、DIY向けなど汎用的な商品まで幅広く取り扱っています。リアルのみならずネットでの販売も手がける企業です。予想配当利回りは3.42%です。
株主優待は100株以上の保有の株主に株主優待特別販売カタログが、500株以上保有すると保有株数に応じてガーデニング関連商品と交換できるポイントが贈呈されます。なお、同社は1月20日(金)が権利確定日なのでご注意ください。
利回りという切り口で銘柄を探してみるのもありだと思いますし、高利回り銘柄は配当落ち後に株価が下がる場合もありますので、そこを狙って長期でゆっくり保有するというのも戦略かもしれません。株主優待は、長期保有でメリットがある銘柄も多いのでチェックしてみてください。
なお、本稿は個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。皆様の投資の参考に少しでもなれば幸いです。