はじめに
ひとつの数字を3カ月追い続ける
鈴木:そして最後です。少し明るい話ですが、女子会に参加した方々のリアルボイスの中で「いいこと」を紹介して終わりにしたいと思います。
一番いいなと思ったところが「お金の話を聞いたりし始めて、友達やチーム、夫婦の結束力が高まった」という回答がありました。やはり不安を抱えているとか、ちょっと話しにくいところがあると思いますが「話しにくいからこそオープンに言う。そうすることで話した相手と信頼関係ができたよ」といった回答がありました。
「そもそも情報のとり方や姿勢が変わりました」という人もいました。お金のことを考えてみようと思った瞬間から入ってくる情報が変わってくる。今までは金融やお金のことは一切頭に入ってこなかったけれど、ニュースが気になるようになったり、日経平均を見るようになったり、意識が変わったと言っていました。
ちなみに、東証さんでゲストに来ていただく方は「もし数字を見るのであれば、ひとつの数字を3ヶ月は追ってください」と言っていました。
例えば、日経平均を見るように心掛けた場合、それを3ヶ月続ける。そうすると、なにか変化に気づくはずだということです。なので、投資を始めよう、お金と向き合おうと思ったら、自分の家計簿でもいいですが何かひとつの数字を3ヶ月追ってみるといいそうです。
知らない世界、新しい世界は面白いです。お金と向き合う=自分と向き合うことになるので、罪悪感に見舞われることは多々あると思います。それは成長痛ということで、知らない世界に出会ったり、自分の変化を感じられたりすると思います。ぜひ明るく前向きに、私もそうですが、これから等身大で自由に生きていくためにお金と向き合っていきたいなと思います。
(後編に続く)