はじめに
1月30日週「相場の値動き」おさらい
2月3日(金)の日経平均株価は、前日比107円41銭高の2万7,509円46銭。1月27日(金)の日経平均株価は2万7,382円56銭でしたので、週間では126円90銭の上昇となりました。
1月31日(火)・2月1日(水)に開催されたFOMCでは、市場の予想通り0.25%の利上げが決定されたものの、結果発表後に利上げ継続が意識されたことから、ダウ平均は500ドル超下げ幅る場面も。ただパウエルFRB議長の会見で、2022年の米経済の伸びは大幅に減速しており、ディスインフレーションのプロセスが始まったとの発言があり、引き締め過ぎは望んでいない、その動機もないと示したことから株価が上昇。FRBが年内に利下げに転じると市場では期待が高まったようです。
2月2日(木)のBOE(イギリス中央銀行)では予想通り0.5%利上げを決め、次回は利上げペースを下げるとのことで、引き上げは終わりに向かう模様です。
欧米の金融引き締めによる景気後退懸念の後退が市場を支えました。