はじめに

眠っている不動産がたくさんある

このように、収入額は少なくとも、高い収益性を期待できる不動産投資の方法もあるのです。さらに特徴をまとめると

・もともと放置していた土地であるため、非常に安価で土地を取得できる
・貸し出しにあたって、維持管理費用やクレームなどが生じにくい
・新たな投資家へ、取得時以上の価値で転売ができる可能性がある

といったことが挙げられます。

特に、他人に貸している間、自分は何もしなくとも、敷地の維持管理がなされるため、資産価値を保ちやすく、その価値が高まる(=売却時のキャピタルゲインが期待できる)点も魅力です。

これは、相続などをきっかけとした、放置された山林、原野などの「遊休不動産」が急増しており、使い道もなくなったと諦められている土地の活用策として、徐々に気づかれている「これからの不動産投資」と言えるでしょう。

なお、このような不動産は、不動産検索サイトや不動産会社でもなかなか取り扱いがなく、見つけにくい不動産でもあります。しかし、最近は個人間のマッチングサイトも増えてきており、こういった小額投資で高収入を見込めそうな候補物件を気軽に見つけられるチャンスも生まれています。

遊休不動産所有者も、処分を検討するなら良いタイミング

先に述べた通り、相続などにより不要な不動産を引き継いでしまった所有者は非常に多く、新たな買い手が見つからない限り、気軽に処分もできない環境下にあります。

そこで、このような不動産投資へのチャレンジを検討したり、そういった不動産投資に興味がある個人へ売却したりすることも一案です。また、あまりにも整備状態の悪い不動産の場合は、1円でも買い手が付かないケースもあるかもしれません。そういった物件は、最低限の整備をしたうえで賃貸・転売を図る専門業者も現れてきていますので、そういった会社へ処分依頼を検討することも有効でしょう。

※本記事は投資助言や個別の不動産売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

参考記事:クラファンで負動産再生 出資者との議論がアイデア生む

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